COLUMN 老後に住む場所は都会? それとも田舎?移住する場合のそれぞれのメリット・デメリット

老後に住む場所は都会? それとも田舎?移住する場合のそれぞれのメリット・デメリット

老後にどこでどのように暮らすか、老後の住まい選択でよくある悩みが「都会か田舎か」です。
「刺激が多く便利な都会」「ゆったりとした田舎」というなんとなくのイメージはあるものの、本当にイメージ通りの暮らしができるかどうか、よくよく検討してみた方がいいかもしれません。
この記事では、都会と田舎、双方のメリットとデメリットについてご説明します。

老後に住む場所の選び方

はじめに、老後に住む場所を選ぶ際のポイントについてご説明します。

買い物がしやすい場所を選ぶ

近年は、インターネット通販や、大量にまとめ買いをするようなケースも増えてきましたが、それでもやはり、日常的に食材や日用品を購入できる店が近くにあると、利便性も安心感も違います。
年を重ねれば重ねるほど、歩行に困難が出る可能性も考慮しておいたほうがいいでしょう。
目安は、徒歩圏内にスーパーやコンビニがあること。
できれば、ドラッグストアや衣料品店など、種類の違うお店が何軒かあると便利です。

公共交通機関が利用しやすい場所を選ぶ

これまでは外出の手段が車や自転車だった方も、高齢になると利用を控えるようになり、電車やバスなど公共の交通機関での移動が多くなるようです。
鉄道の駅に近かったり、バス停が近くにあったりするなど、公共交通機関の利用しやすさは、はずせないポイントといっていいでしょう。
買い物だけでなく、趣味活動病院銀行など、日常的に出かける用事は、意外と多くあるものです。

安心、安全に暮らせる場所を選ぶ

安心して安全に暮らせる場所かどうかも確認が必要です。
お店が近くにあり鉄道の駅に近い場所でも、治安が悪くては不安です。
周囲の環境を確認することはもちろん、できれば地域で発生している犯罪件数、防犯対策にどのように取り組んでいるかも把握し、「これなら安心」と確信できる場所を選ぶといいでしょう。
また、付近の道路事情、高低差や階段など、実際に生活をしたときに転んだりケガをしたりという危険のないところを選ぶこともポイントです。

以上を踏まえて、老後の住まいは都会か田舎か、双方のメリットとデメリットを見ていきましょう。

老後に都会に住むメリット・デメリット

まず、都会に住むメリットとデメリットについてです。

駅近の場合は利便性が良い

都会は、駅の近くにあらゆるものが揃っています。各種商業施設はもちろん、銀行、病院なども、いざというときにも助かる存在です。
駅直結のデパートや大型ショッピングモールがあれば、それだけで事足りることも多々あります。

公共交通機関でどこにでも行きやすい

都会は交通網が発達・整備されているので、車や自転車を利用しなくても外出に不自由を感じることがあまりありません。
近年は鉄道会社の相互乗り入れも増え、乗り換えの手間も減少傾向にあります。

様々なイベントや施設がある

人が集まる都会では、多種多様なイベントが毎日のように開催されています。
また、映画館、美術館、博物館、劇場といった文化施設、カラオケやスポーツ関連施設などの娯楽施設が多いことも特徴のひとつです。

家賃が高めな傾向にある

都会に住むときのデメリットとしては家賃が高めになることが挙げられます。
特に交通的に利便性のよい場所、駅の近くは高くなる傾向にあります。
「住みたい地域の物件では予算が見合わない」などということも、あるかもしれません。

環境が良くない場所もある

都会は人が多く集まります。その分、犯罪や治安が良くないケースがあることもデメリットかもしれません。交通量が多い道路や、繁華街などの喧騒が気になる可能性もあります。
また、狭い土地に無理に立てたような住宅では、坂道や階段の利用が必須になってしまうなど、高齢者の住まいとしては良い環境ではない場合もあります。

老後に田舎に住むメリット・デメリット

では、田舎の場合、どんなメリットとデメリットがあるのでしょう。

静かな環境でのんびりとした暮らしができる

自然豊かで静かな環境での暮らしは、都会では実現できない、田舎ならではのメリットです。

地域のつながりを得ることができる

田舎は、古くから住んでいる人々が協力しあって生活しています。
また季節のお祭りなど地域の活動も盛んです。
何も知らない地域に移り住んだとき、地域の人たちと交流が持てることは安心感につながるでしょう。
都会では「隣に住む人の顔も見たことがない」というようなケースもありますが、田舎はその点、隣近所に誰が住んでいるのかわかるため、安心できる面もあるでしょう。

人間関係が濃密になりやすい

地域のつながりが得られるメリットと対になるデメリットとして、人間関係が濃密になりやすいことが挙げられるかもしれません。
顔を合わせる人が限られるため、程よい距離が保ちにくく、場合によっては人づきあいに負担を感じてしまうこともありそうです。

街に出るまでに不便な場合がある

田舎での移動は車がメインになります。
若いうちはそれでも問題ありませんが、高齢になり車を手放すとなると外出に不便が生じます。
地域にもよりますが、バスは通っているものの1日に数本、鉄道は1時間に1本ということもあるでしょう。
たまの旅行であれば、そういった状況も楽しみのひとつですが、生活するうえではデメリットといえます。

移り住んでから「こんなはずではなかった」ということのないよう、都会と田舎の両方の現実を知ることが大切です。
老後に住む場所については上記を参考にしてみてください。

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